『親の背中』をキチンと見せる

子どもは、親の親たるゆえんを見ています。それは『親の背中』を子どもに見せているかどうかということです。

キチンと『親の背中』を見せもしない親から「勉強しなさい」と言われても説得力はありません。

私は、「先生のお子さんだから勉強ができるんですね」と自分の娘たちのことについて言われることがあります。

多くの方が、遺伝的側面が学力の重要な要素であると考えているようなのです。

逆を言えば、「自分は勉強ができなかったから、ウチの子も勉強ができないだろう」という論理です。

しかし、それは大きな誤解だと思います。

親が何事にも努力して常にいろいろなことを学ぶ姿勢を子どもに見せていれば、学ぶということは日常的なことであり、特別なことではないことになります。

そうすれば、子どもたちは自ら学ぶことを自然に身に付けていくものなのです。

今からでも遅くはありません。

人の生き様に優劣はありません。

自信をもって『親の背中』を見せましょう。

まずは、親がその姿勢を見せることが最も重要だということがお分かりですね。

例えば、親が自ら学ぶ姿勢を示していないのに、

「ゲームは1日2時間まで!」とか、

「テレビばかり見ていないで、勉強しなさい!」とか、

そんなことを言っても説得力がありません。

自分にできないことを子どもに求めてはいけないのです。

私が家庭教師をしているときに、生活習慣の改善を提案したことがありました。

すると、その2週間後に家庭教師を辞めさせられました。

学生ごときに「痛いところ」を突かれて、腹が立ったのでしょう。

でも、私はそれで良かったと思っています。

自ら律することのできない親がいる家庭に対しては、塾も家庭教師も意味がありません。

本当の学力は家庭で養われるものなのです。

その最も重要な親の役割を放棄しないでください。

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