「君はその一つの単語が人生を左右すると考えたことがあるか?」
私は、生徒たちに対して取り組み姿勢の重要性を問いかけます。
学習するときは、常に、「この単語一つが自分の人生を変えるかもしれない。」という想いで取り組めば、「単語を覚えるのが苦手なんです。」などと言っている場合ではなくなります。
『やるか、やらないか。』
『人生は、一瞬、一瞬の選択の積み重ねである。』
常に「やりたくない」という選択をしている生徒に限って、「明日、やります。」とか、「来週から始めます。」と言います。それは、「やりません。」と言っていることと同じことです。
本当に必要と感じれば、「今日から、早速始めましょう。」と言うはずです。
しかしながら、学習習慣が身についていない生徒に関しては、『頑張ったのに、出来なかった。』という苦い経験をしたことがないので、この言葉は分かりにくいのです。
ただ、一つ言えることは、このような『問いかけ』をすることで、「そんな事、考えたことなかった。」という反応が返ってきます。そこからがチャンスです。自分が経験した成功談や失敗談を話して、それに対し生徒たちが共感すれば、こちらの気持ちが伝播します。
私たちの教室では、そんな想いで行動する生徒が、一人、また一人というように増えていきます。