強い想いが合格を引き寄せる 受験戦略の立て方

受験に失敗した生徒に対して、「受験は水物だから。」と言うことを話される人がいます。

ご本人は慰めたつもりでしょうが、もし、その言葉を発した人間が教育関係者ならば、許されない発言です。無責任過ぎます。

「受験は水物だから。」というのは、受験戦略が無かったことの言い訳です。

初歩的な受験戦略の取り組み方をお教えしますので、試してみませんか?

1.今までの自分の人生を振り返って、『自分の好きなこと』や『やりたいこと』を再発見する。

2.『自分の好きなこと』や『やりたいこと』を、高校や大学進学後に取り組んでいる自分をイメージする。

3.『自分の好きなこと』や『やりたいこと』が出来る進学先はどんな環境ですか?

4.その環境を備えている学校はどの学校ですか?
オープンキャンパスやキャンパスツアーに参加したり、平日のキャンパスを散策してみましょう。

5.その学校は、自分の得意科目で受験できますか?

6.目指すべき学校を受験するにあたり、『得点力』は足りていますか?

7.『得点力』が不足している科目から重点的に取り掛かって、総合力の底上げをしましょう。

8.これらすべてを勘案し、志望校決定、受験科目選定、学習計画立案をします。

9.学習計画には、必ず確認ポイント(マイルストーン)を設定します。
いつまでにどれぐらいの『得点力』を身に付けるかを設定し、軌道修正しながら進んでいきましょう。

これらのステップの内容を理解して実行できる人は、自ら『自学自習』が出来る人なので、既にある程度の『合格力』を持っていると思ってください。

受験戦略では、『マインドセット』、『合格戦略』、『コーチング』が揃うことで威力を発揮します。

1~6のステップに関しては、『カウンセリング』による『マインドセット』の領域。
7~8のステップに関しては、『合格戦略』立案の領域。
9のステップに関しては、『コーチング』の領域です。

実際には、1~3のステップが出来ない人がとても多いのです。

だから、『志望校に対する強い想い』=『合格力』が養われず、『合格戦略』も立案できないのです。

受験の成否は、すべてこのポイントにあります。

しかし、塾や家庭教師ではここまで深堀りして指導しないのが一般的です。

自分で取り組むのが不安な時は、人の助けを借りてもいいんです。

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